演奏会、学術×アートイベント、読書会

2026年7月24日
20260812-up

昨年よりアーティスト・コレクティブunder-passの一員として活動しています。来月8月、「コンサート・アートイベント・読書会」の3本柱からなるイベントシリーズ(ちょっとしたフェスのようなものです!)を開催します。

まずは演奏会。 8月12日、トーキョーコンサーツ・ラボにて「演奏会:脱植民地化・連帯・ケアのために」を開催します。脱植民地化・連帯・ケアをキーワードとした演奏会で、私は新作を発表します(あと演奏者としてギターも弾きます…頑張るぞ!)。この作品では従来の五線譜とは異なる記譜法を用いているのですが、きっかけになったのは、複雑な楽譜が読めることをベースにすると協働できる仲間が限られてしまうことへの疑問でした。そこで今回は、演奏者同士が互いの音や呼吸を聴き合い、その関係性の中で音楽が進んでいく仕組みになっています。一定のテンポではなく、お互いの響きに呼応しながら時間を紡ぐことで、ケアというテーマについても考えるきっかけになればと思っています。

演奏は溝淵加奈枝さん(ソプラノ)、北澤華蓮さん(ヴァイオリン)、北嶋愛季さん(チェロ)という素晴らしい演奏家の皆さんをお迎えします。under-passメンバーの作品上演と、アフタートークも予定しています。

続いて8月14日、旧国立駅舎にて「学術×アートイベント:空(Sky)をめぐって」を開催します。文化人類学・沖縄研究をご専門とする前嵩西一馬さんをお招きし、「空(Sky)」をテーマにした講演と対話を行います。講演後には、オノ・ヨーコの《スカイ・イベント》を皆さんと行います。予約不要・投げ銭制ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

さらに、プレイベントとしてオンライン読書会を行います。読むのはジェイク・ホール著、安藤貴子訳『みんなこうして連帯してきた――失敗のなかで社会は変わっていく』(柏書房、2026年)。全4回のうち3回はすでに終えてしまったのですが、最後の回が8月1日にございます。カメラオフで話を聞いているだけでも、本を読んでいなくても大歓迎です。8月1日は私がファシリテーターを務め、1980〜90年代アメリカのHIV危機の中で、国家や社会から周縁化された人々が、いかに連帯し、相互扶助を築いてきたのかを手掛かりに、現代の私たちの社会についても一緒に考えてみたいと思っています。

イベントの詳細は、under-passのウェブサイトをご覧ください。
https://underpassjinbocho.wordpress.com/
どうぞよろしくお願いいたします !

以下、公演概要です

under-pass meets Tokyo

演奏会、学術×アートイベント、読書会
脱植民地化と連帯、ケア、そして空

under-passがひらく3つの場。演奏会、学術×アートイベント、プレイベントの読書会を通じて、脱植民地化と連帯、ケアをめぐる問いをともに考えます──そして空をチェックします。

Day 1 – 演奏会:脱植民地化・連帯・ケアのために

2026年8月12日(水)
開場18:00 / 開演18:30
トーキョーコンサーツ・ラボ
音楽をきっかけに、脱植民地化・連帯・ケアについてともに考える夜。
under-passメンバーによる新作初演と、終演後のアフタートークを行います。

Day 2 – 学術×アートイベント:空(Sky)をめぐって

2026年8月14日(金)
開始14:30
旧国立駅舎広間
「空(Sky)」をテーマに、沖縄を一つの重要な手がかりとしながら、植民地主義や軍事化、空という領域に潜む政治性について、まちの開かれた場所である旧国立駅舎でともに考え、対話する1日。

Pre-event – 読書会

2026年6月27日(土)、7月4日(土)、7月18日(土)、8月1日(土)
各回20:00開始
オンライン(Zoom)
イベントに関連する書籍をみんなで読み、 対話から理解を深める読書会。
ジェイク・ホール著、安藤 貴子訳『みんなこうして連帯してきた――失敗のなかで社会は変わっていく』(柏書房、2026年)を読みます。
本を通じて、失敗の中で社会は変わっていくことについて考えます。
オンライン開催で、画面オフでお気軽にご参加いただけます。

Credit

主催:under-pass
助成:アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]
(Day 1–2のみ助成対象)